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当院の人間ドックは『消化器ドック』と銘打ち、5階の健康管理センターで消化器系の内視鏡専門施設としての特徴を生かした早期がんの発見を第一に、慢性的な成人病の早期発見・治療など総合的な検査を実施しています。
日本人のがん死亡率は、胃がん・大腸がんなど、消化器系がんが全体の70%以上を占めています。内視鏡検査をすることで、食道、胃、大腸がんは高い確率で発見することができます。もちろん、人間ドックの役割は受診者のライフスタイルを把握し、それに伴う生活指導や栄養指導など、予防医学や健康管理の適切な指導を前提としています。
最新の内視鏡システムで精密な診断と治療
特殊光 + 拡大内視鏡で早期がんを発見
当院で使用している内視鏡機器は、ハイビジョン・ズーム(拡大)内視鏡と、特殊な光で粘膜表層の血管の変化や微細な粘膜模様を観察するシステムを導入し、前がん状態のわずかな変化を捉えたり、病変の良悪性の診断やがんの範囲決定など、切除可能な微小ながん組織の発見に威力を発揮しています。
食道、中・下咽頭腫瘍の発見率が向上
拡大内視鏡と特殊光の併用により、これまで早期発見が困難だった耳鼻咽喉科領域の咽頭腫瘍や食道がんの発見率が向上しました。さらに、胃液の逆流で生じ、がんになりやすいバレット食道や、大腸においては平たん型病変など前がん病変の発見をはじめ、質的深達度診断にも有効です。
大腸内視鏡の画像(大腸ポリープ)
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通常の観察画像
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BLI+拡大観察画像
ポリープ表面の血管や表面構造の観察が可能になり、ポリープの診断に役立つ(画像は腺腫)
食道内視鏡の画像(バレット食道)
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通常の観察画像
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BLI(Blue LASER Imaging)画像
食道下部の繊細な血管が観察でき、食道・胃の境界が鮮明に見える
人間ドック(日帰りコース)
- 8時30分~9時30分に当院5階の健康管理センター受付にお越し下さい。 *受付時間は案内状にてお知らせいたします。
- 更衣室にて当院指定の検査着に着替えていただきます。
- 問診・血圧測定・採血を行います。
- 医師による内科診察を行います。
- 腹部エコー検査
- 検尿・身体測定
- 下剤の飲用(大腸をきれいにするため1.5~2リットルの水薬を飲んでいただきます。)
※大腸カメラなしのコースは8へ - 視力・眼底検査・心電図・肺機能・胸部レントゲン(便の様子を見ながら行っていきます。)
- 胃カメラ・大腸カメラ
(検査が楽に受けられるように注射麻酔をします。検査終了後は注射麻酔が醒めるまで休んでいただきます。) - 医師より結果説明・栄養指導を行います。 *検査の実施順番は変わることがあります。 *終了時間は15時から16時頃になります。
人間ドック(1泊コース)
一日目
- 15時に当院5階の健康管理センター受付にお越し下さい。
- 看護師がお部屋にご案内します。
- 問診・頚部エコー・身体測定・視力・眼底検査・心電図・肺機能・胸部レントゲン・腹部エコー検査を行います。
- 18時頃に夕食をご用意致します(検査食になります。)
- 夕食後に下剤を飲んでいただきます。
二日目
- 採尿(8時頃に看護師がお部屋に伺います。)
- 採血を行います。
- 下剤の飲用(大腸をきれいにするため1〜1.5リットルの水薬を飲んでいただきます。)
- 医師による内科診察を行います。
- 胃カメラ・大腸カメラ(検査が楽に受けられるように注射麻酔をします。検査終了後は注射麻酔が醒めるまで休んでいただきます。)
- 医師より結果説明・栄養指導を行います。
- お弁当をご用意致します *終了時間は13時から14時頃になります。