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健康管理センターでは、毎週月曜日を女性のスタッフだけで対応するレディースデイとしております。
恥ずかしいなどの理由で、これまで受けられなかった女性の皆様、月曜日は女性のスタッフで対応いたしますので、抵抗感もありませんし、分からないことや不安に思っていることも気軽にご相談いただけます。この機会に、ぜひ当院の人間ドックをご利用下さい。
※1月~5月に関しましては隔週となる予定です。詳しくは新着情報をご覧ください。
大腸がんに対する意識を
女性に多いがんと聞くと乳がんを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は死亡率で見た場合、大腸がんが最も多く、2007年以降は死亡率第1位になっています。ピンクリボン運動で乳がん検診と早期発見の重要性に対する意識が高まっていますが、女性の大腸がんに対する意識はまだまだ低いのが現状です。
発見が遅れれば治療は困難に
大腸がんは、一般的におとなしいがんだと言われ、早期に発見できれば、内視鏡で切除することも可能です。また、外科手術になった場合も、切除後の5年生存率は80%以上と比較的死亡率が低い病気です。
しかし、この大腸がんで命を落とす方がおられ、女性の割合が増えているという現状があります。その背景には、かなり進行しないと自覚症状が出ないこと。また、血便・下痢・便通異常など、多少の症状があっても検査は辛いし、恥ずかしいから嫌だと放置し、早期発見のチャンスを逃してしまうことなどが挙げられます。そのほか痔をお持ちの方は、いつもの痔だと思い込んでしまい、発見が遅れることもあります。さらには、主婦の方などは、男性のように勤務先の定期健診や人間ドックなどの受診機会が少なく、がんの早期発見が遅れてしまうケースもあり、発見が遅れれば遅れるほど、肺や肝臓、リンパ節などに転移し、治療は困難になっていきます。
女性の専門医による内視鏡検査
大腸がんの早期発見には、定期的な内視鏡検査が不可欠であり、早期に発見できれば完治できるがんです。ご自身の健康と大切な家族の笑顔のために、年に1回は定期的な内視鏡検査をお勧めします。