医療法人社団 魁正会 服部胃腸科

診察・検査予約・お問い合わせ
096-325-2300
FAX:096-352-4778

診察のご案内

当院の大腸カメラの特長

  1. 日々多数の検査を行い、経験豊富な医師が検査を行います
  2. 静脈麻酔による無痛検査
  3. 最新機器による精度の高い検査を実施しています
  4. 院内感染防止のため内視鏡自動洗浄消毒装置を導入し、高レベルの洗浄・消毒を行い、機材を常に清潔な状態に保っています

NBI + 拡大内視鏡で微少がんを早期発見

大腸カメライメージ

当院は、オリンパス社製の特殊光(NBIシステム)観察可能なハイビジョンの最新式内視鏡装置『LUCERA ELITE(ルセラ エリート)』を完備しています。
胃内視鏡は最新の細径内視鏡と通常内視鏡、拡大内視鏡。大腸内視鏡は拡大内視鏡と細径内視鏡を使用しています。
拡大内視鏡とは、読んで字のごとく内視鏡に拡大機能がついており、倍率を上げて観察することにより、微少ながんの初期病変でも詳しく観察ができ、診断と治療を飛躍的に向上させる内視鏡装置です。大腸においては、治療が必要な腺腫という、将来がんになるポリープを的確に診断することが可能で、無駄な内視鏡治療を減らすことができます。
NBI(Narrow Band Imaging 狭帯域光観察)システムとは、粘膜表面の微細な血管を認識するものです。がんがあると、この微細な血管模様が変化するため、微小な早期がんなどの発見に有用です。
当院では導入後、食道がんや咽頭腫瘍の発見率が増えました。拡大内視鏡と併用することで、がんの深さや拡がりが正確に診断できるようになり、より正確な治療方針の決定が可能になりました。

大腸カメラ検査の予約について

当院では予約を推奨しております。検査時間予約が可能なため、待ち時間なく検査が出来ます。
大腸カメラの予約は一度来院し医師の診察が必要となります。
※検査予約状況によってはご希望の日時に予約がお取りできない場合もございます。
検査の予約についての詳細は診察・検査の予約についてをご覧ください。

大腸カメラ検査を受けられた方へ

大腸カメラは、現時点では最も精度の高い検査です。大腸カメラでは、大腸と小腸の一部、肛門(痔)をカメラで直接見て観察しています。大腸は、ひだや屈曲が多く、便の残りが多い方、ひだの屈曲が強い方、癒着が強い方は、観察が困難になります。便汁の中、深いひだや屈曲の裏など条件によって見えない部分があるため、一回の検査では、いい条件でも大腸の最大80%程度しか観察できないと考えられます。
服部胃腸科では、検査中に体位変換(腸の中がよくみえる体位に変えること)、カメラの出し入れを行い同じ部位を複数回観察すること、ひだの裏をめくりながら観察すること、高解像度拡大内視鏡を導入することで観察の質の向上を図っています。このような事を考慮し、丈が低く横に這う病変、屈曲の裏に隠れやすい病変、進行が速いデノボがんなどを、がんになる前の段階、早期がんの段階で発見率を向上させるためには、患者様の検査条件に応じた適切な検査間隔が必要です。担当医師のアドバイスをお受けください。

大腸カメラ検査の注意点

検査前日・前々日

予約時に検査前準備(食事・下剤など)のご案内をさせていただいています。
水分の制限はありません。脱水予防のため十分な水分を取りましょう。

予約検査当日

来院前

検査当日は絶食でご来院ください。前日同様に水分の制限はありませんが、検査の妨げになるような色の濃いお茶・コーヒーや牛乳などは避けてください。
心臓病・高血圧の薬は内服していただいて結構です。

来院後

当院で検査準備をされる方は、検査に必要な下剤を飲んでいただきます。仮に予約時間までに大腸内がきれいにならなくても検査可能な状態になった時点で優先的に検査へご案内いたします。検査では苦しくなく、かつ安全に検査が進められるように静脈麻酔を行います。
検査後は注射の効果が切れるまでは休んでいただきます。(平均1~2時間程度)覚醒状態が不十分なまま起きると転倒や気分不良などの危険性が高くなります。

原則として車の運転は控えていただくようお願いします。検査の場合は公共の交通機関、もしくは付き添いの方と同伴でお越しいただきますようお願いします。
やむを得なく車でお越しの方は、検査後十分休憩をとられてから帰院いただくようにお願いします。
検査後はまっすぐご帰宅されますようお願いします。帰宅中にふらつき・めまいなどの症状が現れた場合は、その場にしゃがみこむなど転倒防止に努めてください。

内視鏡の洗浄・消毒

内視鏡の洗浄

当院では最新の内視鏡自動洗浄消毒装置「OER-3」(オリンパス)を導入し、常に高レベルの洗浄・消毒を行っています。内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラなど)によって、細菌やウイルスの感染が起こる可能性が指摘され、不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
当院では院内感染防止のため、消化器内視鏡学会のガイドラインに沿った洗浄・消毒を行い、患者様に安心して検査を受けていただける環境を整備しております。そのため、写真のような自動洗浄消毒装置を使用し、高レベルの消毒を行い、検査の際には常に消毒された状態を保つことで感染の防止に努めています。
内視鏡の不十分な洗浄によって起こったと考えられていたB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、エイズウイルス、結核、ピロリ菌等の感染は全くございませんので、安心して検査を受けていただけます。

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